高齢者の介護保険システムの利点を「子育て支援」に活用する取り組みが埼玉県和光市で始まりました。現代は核家族化が進み、相談する人もいない中で子育てする母親の支援が増加傾向にあります。



和光市では「母子保健ケアマネジャー」という女性が悩みを聞き支援の手を差し伸べるものです。

その内容と支援に関する金額なども一緒に見てみましょう

介護保険の応用とは

介護システムは子育てにも適用できますについてのイラスト

介護保険とは、介護が必要になった家庭に対して、できるだけ家族の負担を軽くし、介護の問題を社会全体で支えあう仕組みです。
その際にはケアマネージャーが色々なプランを構築し、専門分野への協力を依頼し支援するという一連の流れがあります。



では、「子育て支援」にどう活用されるのでしょうか?
和光市には、2014年から始めている育児支援事業「わこう版ネウボラ」の存在がありました。
ネウボラとは、フィンランドの言葉で「アドバイスを受ける場所」のことです。
出産育児に不安を抱えた母親への

安心・安全な妊娠、出産、子育て」を3本の矢として支援事業を展開してきました。


その内容は:ショートステイ、ディケア、訪問型産後ケア(看護・ヘルパー型)などといった高齢者への介護保険と
同じようなシステムです。
補助についてですが「出産育児一時金」を受けるにしても一時立替がいります。和光市では医療機関が直接手続き
を出来ますので、病院の窓口で出産費用を支払う必要がなくなります。金額は現在42万円です。
他にも未熟児養育医療給付などの助成金もあります。

妊娠・出産・育児は大事業です

初めてのお子さんならば不安が大きいでしょう。2人目なら先のお子さんの養育が心配でしょう。

そんな時に周りに協力者が、誰もいなかったら不安でパニックになってしまいますね。私も子供を抱えて介護をした経験者なんです。

私は母が40過ぎに出産した末っ子で母と同居していました。

母はパーキンソン病を60代始めから患っていました。若くして結婚妊娠となった私は大きなお腹を抱えながら自宅で
母の介護の日々でした。そして出産の時には病院へ入院してもらったのです。

まだ今のような介護制度がなく、それが精一杯でした。そして第2子の妊娠です。動き回る子供を背負い介護の日々でした。今思えば若かったから出来たこと・・・


何も知らない私は母と喧嘩の毎日でした。その時の心の支えは兄たちとそのお嫁さんたちでした。
毎日兄嫁はきて
「お茶してきたら」「買い物にいってらっしゃい」と2~3時間ですが交代してくれたのです。ストレスいっぱいの私は買い物三昧(安物あさりですが)でストレスを解消していました。

資金は兄がこっそりくれていました。

でも、こうして周りに理解してくれる人たちがいなかったら、私は壊れていたかもしれません。

 

和光市「子育て世代包括支援センター」設置

センターには保健師、助産師、母子保健ケアマネ、育児支援団体スタッフ、子育て支援ケアマネなど7人を配置します。
ケアマネが面談しながら話しを聞き取りし、プランを作成。支援機関と連携します。
これらには
公費負担制度もあります。


産後ケアや、新米ママ学級などボランティアが育児に協力しつつ、母親の話を聞くなど様々な事柄を含みます。
市の保健福祉部長は「支援には解決思考が必要。連携重視の介護のシステムを子育てでもできないかと考えた」と説明し
「サービスを作るだけでなく、動かす仕組みが必要です。将来的には介護や障害者支援と一体化したい」と話します。

厚生労働省では「和光市は先進例として注目している」と語っていました。

まとめ

いい事はどんどん進めてほしいですね。
地域で様々な人が助け合い幸せに暮らすには、迅速にできる事から着手していかなければなりません。


少子化問題も、新しい命を育むための助成なくしては解決の糸口は見つかりません。
より良い地域になるために協力し合いましょう。