
「介護ロボット」を上手に使って負担軽減!
投稿日 2016/03/29
最終更新日 2016/03/29
「介護ロボット」とは?
介護ロボットは超高齢化社会に向けて開発や導入が進められているものです。人間の代わりに身体の介護を行うものもあれば、歩行をする際に見守りや介助をするもの、見守りを行うもの、介護職の腰痛を予防するための介護スーツなど様々です。
ベッドから車いすへの移乗時や入浴時に浴槽へ移動する時に使われている介護リフトも一見ロボットの対象になりそうですが、現時点では対象外だそうです。しかし介護リフトに体温などのセンサーがついているものは介護ロボットの対象になるそうです。
介護ロボットのメリット・デメリットとは
介護ロボットを導入するにあたりうまく使いこなせば介護職の身体的負担が軽減されます。
また24時間見守りが必要な状態の方に対しても介護ロボットを導入して見守りをさせ、データを自分たちの端末にリアルタイムで送ってもらうことで他の方の介護をしながらも見守りができ時間が有効に活用できるといったメリットもあるでしょう。
人間らしさを感じずに機械的で冷たい感じを与えることもあるでしょう。
そして使い方を間違えてしまえば大事故にもつながりかねません。介護ロボットがやってくれるからと慢心してしまえば危険も大きくなります。
このように介護ロボットの導入に関してはメリットもデメリットも存在するのです。
今後介護ロボットが進化したら
介護ロボットの開発の背景には、介護職の身体的負担や精神的負担の軽減があります。昔から介護はされてきましたが今よりも福祉用具も充実しておらず介護する方は苦労されてきたでしょう。しかし福祉用具の開発や発展があり、昔に比べたらすごく楽に介護ができるようになりました。
介護ロボットが今よりも進歩して安心して介護を任せられるようになっていたら安心ですよね。
弊社担当者のご紹介
田中 晴基(介護施設スペシャリスト)

入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。
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