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介護保険で軽度者のサービスが見直し!

介護保険で軽度者のサービスが見直し!についてのイラスト

最終更新日2016年02月13日09:36

厚生労働省は益々増大する社会保障費の抑制案として要介護度1、2の人の買い物、調理などを削除する方針を固めました。これにより約30万人に負担が生じる可能性があります。

介護保険制度発足の目的

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介護保険制度は平成12年4月に発足した制度です。介護が必要になったときでも、出来る限り自立して日常生活をおくり、人間の尊厳を失わず最後まで人として全うできるように社会全体で支えるという趣旨です。軽度の方には予防重視という観点から、生活のための維持向上をサポートする意味合いがあります。

どこを見直すのか

厚生労働省は、膨れる社会保障費を抑えるため介護保険「要介護度1、2」の軽度者向けサービスのうちの、「買い物」と「調理」などの生活援助サービスを給付対象外とすることについて検討します。抑制できる金額は年約1100億円と見積もっています。今後、超高齢化社会となり、益々膨らむであろう社会保障費を、今見直さないと破綻してしまう懸念も確かにあります。今回の見直しは出来るだけ利用者に負担が少ないようにと、民間サービスが浸透していない掃除、洗濯や入浴、食事の介助は除かれるようです。

訪問介護の利用内容

訪問介護を利用する軽度の要介護者へのサービス内容は、買い物が2割、調理が4割となっているようです。買い物にはトイレットペーパーなどの生活必需品も含まれますし、おやつやお茶などの嗜好品も含まれます。調理では民間の配食を行う事業もあることなどから、介護職員が家政婦さんの代わりのように利用されているというのも疑問視する声が上がっているようです。

軽度の方の今後はどうなるのか

調理作業として利用されていた4割を、民間の高齢者向けの配食サービスがあるという理由で取りやめるとどうなるのでしょうか。軽度の要介護者が、ヘルパーが訪れなくなることで、一人でお湯を沸かし、火を使わなくてはならなくない等の作業は様々な危険が伴いますよね。それに、いつ認知症の症状が出てくるかわかりません。栄養面での配慮がなされたお弁当の配達は、それはそれで有効な手立てでしょう。現代はどこの家庭にも電子レンジが普及し、使用すれば暖かくなります。でも食事は食べられればいい、というわけではありませんよね。今回の方針は高齢者にとって少なからず影響を及ぼすと考えられます。

まとめ

社会保障費の抑制は国家の経済的にも重大な問題であることは間違いないですが、高齢者の方が1日でも良好な状態を維持し、生活できることも重要な問題でしょう。社会保障費の負担を軽減させると同時に、高齢者にとっても安心なサービスが受けられる、難しい問題ですが、可能であるならば是非実現してほしいものです。

参考元:読売新聞

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