
女性の老後を地域の仲間と楽しむ迎えよう!
投稿日 2016/03/03
最終更新日 2016/03/03
老後の生活を心配しているだけでは不安を募らせるだけなので、具体的な準備が必要です。ここでは、地域に同世代の仲間を作り、協力しあいながら、助け合う準備をしているシニアの女性たちを紹介します。
自宅の空きスペースを使って
東京都綾瀬市の住宅街の民家の玄関先にイベントスペースが作られています。この家の主がイベントスペース「すてーじ・刻」を主宰しています。2002年から60代半ばのスタッフが自分たちの『見たい』『やりたい』『知りたい』ことをテーマにイベントを行っています。
女性が地域で楽しむ活動に
団塊の世代のスタッフたちが、『女性が地域で楽しむ活動』をテーマにイベントを企画しています。朗読会・野菜ソムリエによる野菜塾・ランチ・ドキュメント映画の上映など多岐にわたる内容でのイベントです。また、このイベント運営に際しては、スタッフ間でそれぞれの得意分野の業務を得意な人が行っていく方針で行われています。スタッフ全員でサポートし合っているのです。
打ち解けて、癒される
団塊の世代になると、家の中では様々な問題を抱えています。このような自由な空間のフリースペースならば、何も気にすることなく、笑いあって、打ち解け合っていくようです。そのうちに気持ちを理解しあったり、悩みを打ち明けるようにもなったりして、お互いに癒されるようにもなることが多くあります。活動を通して、住み慣れた地域という自分の家のある場所で、地域の人たちとの結びつきを深めています。
まとめ
老後に対しては、誰もが何らかの漠然とした不安を抱えています。そんなとき、住み慣れた地域に同世代の仲間がいると、いざというときにお互いに協力できる関係が結びやすくなるのではないでしょうか。このような同世代の仲間によるイベント活動もその一つのきっかけにとなるでしょう。
弊社担当者のご紹介
田中 晴基(介護施設スペシャリスト)

入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。
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