近年、自殺による尊い命が失われるといった悲惨な現実があります。
自殺予防にはまず現状の実態調査と、そこから見えてくる
問題の解決が必要です。


特に増加しているのが若年層と高齢者です。

現在のストレス社会が背景となっていると思われますが
、その原因を究明し抜本解決の糸口を見つけ、自殺予防に取り組んでいかなくてはなりません。

ワーストの山梨県

全国的に増加する自殺・・・自殺予防の重要性についてのイラスト
山梨県では「自殺防止対策」についての推進本部会議が開催されました。山梨県は自殺死亡率のワーストを回避し
前年より減少しましたが、依然全国平均より多く5位となっています。


自殺死亡率上昇は若者や高齢者が多く、今後の防止対策はこの点が重要なポイントとなります。



山梨県の調査では、20代の自殺死亡率は2003年以降の3年間と、2012年以降の3年間を比べて、18.3%から23.8%に増加し、
70台は23.0%から30.5%へと増加しています。



中年層の世代においては、仕事における景気低迷から倒産やリストラ、また仕事関係での人間関係が要因となっている可能性が高いと思われます。


またメディアなどで報道される、子供達の自殺は「学校でのいじめ」の要因が感じられます。



高齢者における要因としては「健康」「生活苦」が感じられ、また「介護」や「孤独」といったことも大きな要因
となり複雑です。

高齢者の自殺の動機について

「健康面」が6割以上となり、それに続き「生活問題」「家庭問題」となっています。

これらの問題から精神の病気「うつ病」へと移行し、自殺願望が進行することが原因とされています。

高齢者は慢性疾患の方が多く、体の病気がうつ病への危険を誘引しています。


また高齢になると配偶者の死亡も大きな要因です。
環境の変化や人間関係にも心を煩わせることが多く感じられ、うつ病発症となります。


うつ病にになると、今後先行きに望みをもてなくなり、自殺願望が強くなると考えられます。


このように高齢者のうつ病には危険性がありますが、周囲では「年のせい」と思ったり、認知症と間違って適切な診療を
受けていないケースもあります。

高齢者の自殺予防について

まず、高齢者の「うつ病予防」が重要です。
「引きこもりを防止」「生きがいを創造」することが高齢者の自殺予防は絶対に必要だと考えられます。

自殺願望の高齢者に対してのスクリーニングは有効で、現在は薬も副作用の少ない薬が開発され
ています。継続してフォローしていくことが、高齢者の自殺予防に効果があると言われています。

その上でも
地域のかかりつけ医や専門の精神科医、精神保健福祉センター等の全面協力が重要となります。

まとめ

全国的な統計から単純計算でも、20分に1人自殺してる計算です。
交通事故による死者数のなんと6倍以上にあたります。


若いの人への対策としては、講習会を開催し「命の尊さ」「家族の悲しみ」など
自殺予防に対する指導教育の必要性が不可欠です。


高齢者人へは、生活不安やストレス軽減などといった対策も重要です。

日本の全体での出来る限りフォローし、支援の手を広げていかなければなりません。