
自殺の兆候はいったいどんなもの?40〜50代の自殺を防止する!
投稿日 2017/10/16
最終更新日 2017/10/13
最近長時間労働などにより心も体も疲れ果ててしまうことで自殺を選ぶ方が増加しています。
そのため社会問題にもなっており、メンタルヘルスケアなどの対策を考えている企業も多くなっています。
特に働き盛りの40代、50代の自殺が増加しています。
もし周りの人で元気がない、声をかけても反応しない、声が小さいなどの変化があれば気にするようにしましょう。
そして話をすることを心がけてください。
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働き盛りの年代の自殺が増加している
特に40代の自殺者数が増加しているのが特徴です。
2015年度の自殺者数は2万4025人となっており、2014年度と比較して1402人減少しました。
しかし40代の自殺者数は全体の16.9%を占め、4069人でした。
次に多いのが50代で3979人となっており、16.6%を占めています。
性別で確認すると女性よりも男性の自殺者が多く、全体の69%を占める1万6681人となっています。
働き盛りの40代、50代の自殺者数が多いこともあり、企業でのメンタルヘルスを中心としたケアの必要性が分かるかと思います。
自殺の兆候は?どう自殺を予防する?
自殺の兆候を知ることで身近な人の命を守ることができるかもしれません。
自殺の兆候として挙げられるのは、「元気がない」「挨拶をしても反応がない、または小さな声」「1人でいることが増えた」などが挙げられます。
一見、元気そうにしていていつもと変わらない方でももしかしたらこのような変化があり、兆候が出ているかもしれません。
もしそういった方が身近にいるのであれば、まずは話を聞くところから始めてください。
声をかけるだけでも悩んでいる本人には助けになることもあります。
また自殺を予防するための対策には個人のストレスに対する対処能力を高めること、職場や家庭における関係づくりの見直しをすること、働きやすい職場づくり、国や自治体における就労支援の充実などが挙げられています。
個人の力もそうですが、国や自治体などの力も必要です。
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まとめ
悩みから逃れる方法として最善な方法は自殺ではありません。
「周りの人に相談できない」という悩みもあるでしょう。
今は匿名で相談できるところや専和での相談を受け付けているところなど相談しやすい窓口を様々な団体が開設しています。
自殺を考える前にまずは悩みを誰かに打ち明けることで他の解決方法が見つかります。
悩んでいる本人はもちろんですが、身近な人もいつもと違う様子に気付いたら声をかけてみましょう。
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弊社担当者のご紹介
田中 晴基(介護施設スペシャリスト)

入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。
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