若年性認知症のご本人と、ご家族の支援のためのガイドブックがあります。

今回の静岡県発刊の「ふじのくに若年性認知症支援ガイドブック」は、具体的な記述を用いて、分かりやすく仕上がっています。




では、その内容と若年性認知症のこと、またその原因予防についてもご一緒に考えて見ましょう♪

若年性認知症とは…

早期発見のために!若年性認知症ガイドブック作成についてのイラスト
みなさん「認知症」というと=高齢者と思われていませんか?


でも、高齢者でなくても認知症になることがあり
65歳以下の場合は「若年性認知症」と呼ばれます。


発症年齢も18~64歳といわれています。高齢者の認知症は女性に多く見受けますが、若年性認知症は男性に多く
見られます。年齢的には40代~60代が多くなるようです。


患者さんの数は約4万人と思われていますが実際にはその3倍には及ぶとも言われています。

しっかりとした数字が出てこないのは、「
受診していないが実は若年性認知症である
」という方が多いからです。




この年代は働き盛りです。高齢者の認知症の場合よりもっと深刻な問題が生じてきますね。
例えば仕事の問題や
家庭の問題などですが、その中でも離職を余儀なくされ経済的にも精神的にも悩まされることとなります。

 

若年性認知症の症状

まず、物忘れ症状が見受けられます。
また忘れた事に対しても、その事柄自体を忘れますから、何のことかわからないと
いった状態になります。仕事などの場合には約束を忘れて、特に困った状態となるでしょう。


感情の起伏が激しくなり、集中できなくなります。幻視症状も見受けられ、精神疾患と思われたり、手が震えたり
といった症状が起こる人もあります。


全ての人が、これらの症状というわけではなくいくつか当てはまる場合は、専門の医師の診断が必要です。

予防と対策

若年性認知症には「脳血管性」や「アルコール性」のものがありますので、生活習慣の見直しが予防にも繋がります。


食事のバランスを考え、特に青魚類は認知症リスクを下げる効果もあります。
他にも、適度な運動をするとか、
夜更かしをしないとかですが、人との係わり合いを持つ事はとても効果があります。脳を使う事も発症が防げます。


アルコール性認知症の場合は断酒で改善の報告もあります。



そして
「早期発見・早期治療」
がとても重要です。
現代は治療法も色々あり進行を遅くする薬もあります。


ただ、自分では認知症とは思えないため、おかしいとは気づき難く、診察を拒否する場合があります。

家族の温かい対応が必要です。

まとめ

早期の場合は、まだ様々な判断能力がありますから、今後について家族で相談する事も可能です。

ご本人も苦しいですが、それを支えるご家族には本当に大変な事です。

例えばご主人でしたら、まだ力がありますから
介護も高齢者の場合と違い重労働となります。
そして何より経済的な不安が大きくのしかかります。


さまざまな支援もありますので、活用を検討してください。

また、できる限りそうならないためにも、生活習慣の見直しをしましょう!