
冬でも脱水症状に!?冬でもしっかり水分補給を。
投稿日 2018/02/15
最終更新日 2018/02/10
「脱水症状は夏だけじゃないの?」と思われる方も多いかと思いますが、実は冬こそ脱水に注意するべき時期なのです。
夏は汗をかくことが多く、自然と水分摂取が増える一方で冬は寒さもあり、水分摂取を控えがちになります。
そのため知らず知らずのうちに脱水を起こしてしまうリスクが高まるのです。
1日1リットル以上の水分を摂るように意識していきましょう。
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冬でも脱水になる?
人間の体の多くは水分でできています。
成人男性では体重の約60%が、女性は約55%、高齢者の場合には約50%が水分となっています。
これらの水分のうち、体重の6%以上失われると脱水と呼ばれる状態になり、命を落とすリスクが高まります。
また体重の2%程度を失ってしまった場合でも口の渇きやのどの渇き、倦怠感などの症状が出てきます。
この状態で気付くことができ、適切な治療を受けることが必要になります。
冬場は汗をかかないため、水分が失われるということに対してピンとこないかもしれません。
しかし人間は呼吸や皮膚からの蒸発、尿などの排泄物で1日約2Lの水分が失われているとされています。
そのため水分摂取を控えてしまうと脱水になるリスクが高まるのです。
なぜ冬に脱水が起こるのか
冬に脱水が起こる原因として考えられていることがいくつかあります。
まずはエアコンによる空気の乾燥です。
最近の建物は気密性が高くなっており湿度が上がらず、乾燥しやすい状況です。
そのため水分が失われてしまい、脱水になるリスクになるのです。
また冬は体温も低めになるため、のどの渇きに気付きにくくなります。
このことも水分を取らない原因となり、脱水のリスクを高めてしまいます。
そしてこの脱水に気付かずにいると、体の中の水分が失われてしまうため血液がドロドロになってしまうことも考えられます。
血液がドロドロになると、血流が滞り、血栓と呼ばれる血の塊ができやすくなります。
この血栓が心臓の血管を詰まらせてしまうと心筋梗塞に、脳の血管を詰まらせてしまえば脳梗塞になってしまいます。
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まとめ
冬でも水分を取る必要があるということをご理解いただけたでしょうか?
冬だからこそこまめに水分を摂るようにしましょう。1日1L以上を目安に飲むようにしてください。
ちなみに汗をかかない冬場の水分補給の場合には白湯や常温のお茶や水をおすすめします。
冷たいものは体を冷やしてしまい、さらに水分を取りたくない理由になってしまうからです。
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弊社担当者のご紹介
田中 晴基(介護施設スペシャリスト)

入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。
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