主婦である女性井谷さんが始めた新しい試みです。

井谷さんは2006年、市民グループ「手づくり工房・ワーイワイ」を結成しました。手先の器用な地域に住む高齢者や主婦を集めて週4回ほど、町内の空き店舗を借りて折り紙や古布で手芸作品を作って販売するという活動を続けてきました。

現在市民グループの会員数はざっと70人を超えて賑やかになってきているのですが、井谷さんにはもう一つ悩みがありました。
手芸作品を作って販売する…という活動がメインになってるので、手芸が苦手と感じている人や男性はなかなか参加してもらえないという点です。

なかなか一歩が踏み出せないという人がいるのではないかと感じたのです。

そこで新たに考えたのが「ふら~り♪フラット♭」なのです。

「ふら~り♪フラット♭」って?

高齢者が気軽に立ち寄れる場所に!「ふら~り♪フラット♭」って?についてのイラスト

「ふら~り♪フラット♭」は、同町内の商店街の中で2年前に閉店した青果店の空きスペース約100平方メートルを活用して開設されました。

内装の変更作業は井谷さんの夫の文雄さん(66)にも協力してもらい、市民グループ「手づくり工房・ワーイワイ」のメンバーも一緒に準備を進めているそうです。

活動内容は井谷さんや、ボランティアの講師を招いてぬりえをしたり、健康体操をしたり、折り紙などの教室を開く予定だそうです。

「ふらっと」がモットーであることから、基本的に参加は無料ですが、料理教室など材料に費用がかかる場合は材料費を徴収することもあるそうです。また施設の光熱費などの運営費は、地元の農家さんが育てた野菜や米などを販売し売上金の一部で運営しているそうです。

なぜ「ふら~り」なの?

ニュースでもあちこちの商店街が「シャッター街」として話題に上がっています。

閉店が相次ぎさびれてしまった商店街は日本中のあちこちに存在しています。

昔は商店街にいけば知り合いがいる、商店街の端々で井戸端会議が開かれて高齢者たちの憩いの場になっていました。

まとめ

今では買い物と言えば大型スーパーで済ませるという人も多く、商店街は閑古鳥が鳴いています。そんな商店街の空き店舗を有効活用し、人気を取り戻すことが商店街の再生、活性化にもつながるかもしれません。

人が集まれる場所があるというのは、一人暮らしで閉じこもりがちになり孤独を感じている高齢者にとっての救いの場となります。そこで大切になってくるのは、そういう場所があってもはたしてその場に行けるのか?ということなのです。