人間だれだって褒められて悪い気はしませんね。それは高齢者の方も同じことではないでしょうか?

体が弱り、心配されることはあっても、褒め言葉をかけられることは少ないのではないでしょうか。

上から目線ではなく、同じ目線で感謝を込めた褒め言葉を、自然に伝えられるようになりたいですね。

人を「褒める」ということ

高齢者にとっての褒め言葉は?人を褒めるということについてのイラスト
「すごいねぇ~」「えらいねぇ~」が褒め言葉だと思って使ってらっしゃいませんか?


確かに今は人のお世話になることが多い高齢者ですが、人生の先輩であることを忘れてはいけません。


「若々しいですね」「お綺麗ですね」という言い方をすれば
「何言ってるのよ!あなたは若いじゃない!」「年寄りが綺麗なわけないじゃない!」
などとかえって反感を買い場合もあるのではないでしょうか?


その場合漠然とした事柄ではなく、できる限り具体的な褒め方がいいと思います。

高齢者との関係性を築くには

信頼関係が不可欠ではないでしょうか?


高齢者方は、過去の自分の話しを聞いてもらえることをとても喜ばれるように思います。


以前勤めていた施設では、同じ人から毎日同じ話を聞いていました。

それは、戦前の娘時代の話しです。二人で話す時間があると必ず出るのです「あの頃は…」



「へぇ~そうなんですか!すごいですね。」

「それで、そのあとどうなったんですか?」


時間がかかるようですが5分10分です。


長引きそうなときは、時計をちらっと見て
「あっ!○○さんのお薬の時間、ごめんなさい、続きをまた聞かせてくださいね」



特別な褒め言葉は何も使ってはいませんが、真剣に自分の話しに耳を傾けてくれる態度が高齢者の方には信頼につながると思います。

まとめ

日本には「慇懃無礼(いんぎんぶれい)」という言葉があります。


これは“表面上だけは丁寧だが、内心は尊大で相手を見下しているさま。

また、言葉や態度が丁寧すぎて、かえって失礼なこと。”
とあるように、心無い言葉はとても相手に不快感を与えてしまいます。


この言葉は、私的にもっとも心無い言葉だと思います。
そして、残念なことに言ってる本人は分からないことだと思います。



それに反して、心がこもった言葉はたとえ言葉足らずでも、無理な丁寧語や敬語でなくともきっと伝わると思います。
そして、心の底で信頼関係の赤い糸が繋がると、わたしは信じています。

相手に『心から寄り添う言葉』をかけられるようになりたいですね。



2016年8月27日 17:00