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介助犬と聴導犬、進まない補助犬の認知

最終更新日2016年03月05日19:43

介助犬という犬がいるのを知っていますか?聴導犬という犬もいます。この犬たちは広く知られている盲導犬と同じように身体や聴覚に障害を持っている人のために働いている犬です。
しかし盲導犬のようには知られておらず、育成などの助成が少ないため必要としている人がいるのにも関わらずなかなか普及していないのが現状です。

介助犬と聴導犬

認知症におけるアニマルセラピーの効果とは?についてのイラスト
介助犬とは、身体に障害がある人と一緒に生活し、手助けをする犬です。例えば「テイク、○○」と伝えると言われた○○を持ってきます。また家の中にとどまらず、外出した時に車いすが溝などにはまってしまった時に他の人に知らせてくれたりもするそうです。同じように聴導犬は聴覚に障害を持つ人と一緒に生活していく犬です。電話などの音を聞き、伝えることを仕事としています。

盲導犬と同様、障害を持つ人にとっては必要となる犬です。しかし、まだ認知度が低く普及もされていません。また育成するのに約300万円かかり、助成がある自治体は少なく一般からの寄付で成り立っているのが現状です。また、外出した際にどこかのお店に入ろうとしたときに、店側がペットだと勘違いし、入店を拒否されてしまうこともあるようです。今、スーパーなどのごく一部の店舗には「介助犬・聴導犬の入店OK」というステッカーが貼られているところもありますが、まだまだ認知度は低いと言えるでしょう。認知度が低いためか行政にも必要性があまり理解されておらず、助成もそれほど進んでいません。

心のバリアフリーの環境づくり

盲導犬を伴って外出している人は良く見かけるようになりました。しかし介助犬や聴導犬はまだまだ見かけません。それには世間の認知度が低いことも関係しています。今、バリアフリーという言葉が多く聞かれています。平成18年にはバリアフリー法が施行されています。物的なバリアフリーは徐々に整備されていますが、心のバリアフリーはまだまだこれからだと思います。

最後に

盲導犬と同じように障害を持つ人の手助けをする介助犬や聴導犬に対して勘違いとはいえ入店拒否するというのは、障害を持つ人の社会参加を阻害している大きな原因です。このような認知低迷が続く限り、介助犬たちの育成も進まず、介助犬や聴導犬が同伴してれば外出の機会も増える人にとっての社会参加も進まないのです。

これからの社会で真のバリアフリーを進めていくには私たちに何ができるのでしょう。まずは盲導犬をはじめとする介助犬や聴導犬の存在を広めていきましょう。そして障害を持ちながらも私たちと同じように社会参加ができるような環境を作っていきましょう。

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