先日、ニュースやSNSをにぎわせた「保育園落ちた日本死ね」の発言。

保育園の定員が少なく、待機児童になってしまった母親の投稿が大きく取り上げられています。保育園の数や定員数が少ないのは以前から言われていることでありますが、働く先生(保育士)の数も慢性的に不足しています。そのために保育園に入園できない子供たちが増えてしまうのです。


そのような悩みを抱えている自治体が高齢者用住宅を建設するために確保していた土地を保育園建設に変更したというニュースがありました。

共存できればメリットたくさん!

保育園と高齢者施設の共存は難しい?についてのイラスト

外国では特設養護老人ホームやデイサービスのような高齢者のための施設と保育園や学童保育のような子供の施設が一体化しているところがあります。日本でも同じような取り組みをしているところがあります。

併設することにより、お年寄り・子供のどちらにとってもメリットがあります。お年寄りは子供と関わることにより子供のお世話をする機会ができます。

そのことで「自分にもまだこんなことができることがあるんだ」という気付きになり、役割を得ることで自信につながります。
そして身体的・精神的な機能の向上にもつながるのです。

子供にとってのメリットとは何でしょうか。まずは保育園の確保ができることです。そしてお年寄りと過ごすことで自然とお年寄りのできないところをお手伝いするようになります。そのことで
「困っている人には優しく接する、お手伝いをする」ということを学ぶことができます。
また、お年寄りの優しさに触れ、成長過程にも良い影響を与えることができます。
そして働く母親にとってもメリットがあります。これはその施設で働いた場合に限定されてしまいますが、自分の子供のそばで働くことができ、見守る時間が増えるということです。子供も母親が側にいることで安心するので親子にとってとても良い環境と言えます。

介護施設も不足している

保育園のみならず、超高齢化社会に突入している現在、高齢者の介護施設も不足しています。

どの自治体でも比較的料金の安価な特別養護老人ホームに関しては待機者がとても多くなっています。
今後の少子化や超高齢化社会の現状を考えると、この一体型の施設はとてもありがたいと介護の仕事をしながら子育てをしている世代にとっては感じます。

しかし実際に併設するとなると、感染症や費用などさまざまな問題もでてくると考えられます。

まとめ

どちらの問題も解決できるこの高齢者施設と保育園の併設はメリットがあるのではと考えられます。

働かなくては生活ができないのに、保育園に入る事ができない。そんな家庭に対しても、とくに補助がない。
「保育園落ちた死ね」の問題提起のように介護の問題も声を上げて自治体や国などに届ける術はないのでしょうか。

国民にとっていま一番必要なものは何なのか、ということを切迫感をもって考えてもらいたいです。