
膝痛「四十膝・五十膝』…予防と対策方法は?
投稿日 2016/10/25
最終更新日 2016/10/24
特に膝・肩は年齢と共に痛めやすい場所です。
四十肩・五十肩とはよく聞きますが今回は膝に注目してみたいと思います。
季節の変わり目で膝が痛い方はいませんか?痛いと感じたら四十膝・五十膝かもしれません。これから膝痛「四十膝・五十膝」の予防と対策方法についてお話ししたいと思います。
膝痛の原因
実は40~50代で症状が出始めることが多いのです。
原因はいろいろありますがⅩ脚やO脚といった膝の間違った使い方をして軟骨が摩擦してしまうことや、肥満や運動不足が原因の筋力低下、気温が下がると膝や足全体の血液やリンパの循環状態が悪くなるなどが挙げられます。
そして治療で痛みを緩和できても、完治するとことはとても難しいです。なので膝痛を予防することがとても大切になってきます。
四十膝・五十膝の予防と対策方法は?
歩き方を見直す
まず自分の歩き方を注意してみましょう。
X脚や、O脚の方は膝が内側に入ったりして間違った膝の使い方をしています。
これが膝痛の原因なので、足先と膝を真っすぐ前に向けて体の真ん中を意識して立つようにし、膝を曲げずにかかとから着地します。
そのままゆっくりと歩いてみましょう。膝が曲がっていると膝に負担が集中してよくありません。
正しい歩き方を体が覚えるまで繰り返して下さい。
サプリメントの活用
関節や筋肉に必要なコラーゲンをサプリメントや食品で積極的に摂取するようにしましょう。
コラーゲンは年齢とともに減少してしまいます。
肌だけでなく関節にもコラーゲンは必要ですので、コラーゲン不足になると膝痛を起こしやすくなってしまいます。
肥満の改善
運動不足による肥満は膝にとても負担がかかります。
生活習慣を見直し肥満改善を行いましょう。
適度な運動は血流の流れを良くし、膝痛の予防になります。
スクワットをして筋肉をつけて膝痛を予防すると考えている方もいるかもしれませんが、これは間違った知識です。
膝を磨耗するスクワットは避けるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
四十膝・五十膝は一度痛みが出てしまうと完治するまでにとても長期間かかり、日常生活も痛みで大変になってしまいます。
快適で楽しい日常生活を過ごすためには膝痛予防がとても重要になってくるのです。
今痛みがある方も年だからと諦めずに、膝痛の原因をそれぞれ考えながら対策を行って痛みと無縁な生活を目指しましょう。
弊社担当者のご紹介
田中 晴基(介護施設スペシャリスト)

入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。
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