
非正規雇用の割合は?拭きれない将来への不安!
投稿日 2017/08/12
最終更新日 2017/08/05
厚生労働省が調査をしている国民生活基礎調査ではこの非正規雇用の割合についても調べています。
そもそも非正規雇用にはアルバイトやパートも含まれていますが、他にも派遣社員や契約社員なども含みます。
非正規雇用で働く人たちはいつどうなるのか分からない漠然とした不安を常に持っていることから何らかの対策を早急に必要としています。
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非正規雇用の割合は?
この割合をどう感じますか?
「意外と正規雇用が少ない」と思うのかどうかはあなた次第ではありますが、男性では約2割、女性では約6割が非正規雇用となっているのが現状です。
正規雇用の割合は20代後半がピークとなり、8割から9割程度になります。
その後、しばらくは正規雇用が高い割合を占め、定年退職を迎える60代になると正規雇用の割合が低下します。
60代で正規雇用されている割合は3割近くになっています。
女性の場合は20代後半で正規雇用の割合がピークを迎え、下降傾向になります。
これは結婚や出産などのライフステージの変化が大きく関係していると考えられています。
学歴も関係している?
正規雇用と非正規雇用は学歴も関係しているようです。
男性の場合は高卒での正規雇用は8割近くになりますが、女性の場合では約3割になります。
また大学院卒の場合、男性では約9割が正規雇用となりますが、女性では7割弱となります。
学歴別に見た場合でも男性より女性が正規雇用の割合が低いと言えます。
男性の場合は、学歴というよりも結婚や家族構成の変化があったとしてもそのまま大黒柱として正規雇用で働くことが可能なのですが、女性の場合はライフステージの変化により働き方を変えていくことが多くなります。
また夫が正規雇用で働き、女性が家庭を中心にしてパートという形で支えていくという形も多くなっていますので、女性の正規雇用が少ないというのも致し方ない結果と言えます。
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まとめ
ワーキングプアや非正規雇用で働く方たちの経済的な悩みは尽きません。
政府も非正規雇用の方たちの処遇改善については検討をしているようですが、未だ有効な手立てはありません。
非正規雇用の割合は男性で22%、女性で58%という結果となっていますが、経済的に困窮しているケースの場合は何らかの形でしっかりとフォローしていくことが求められます。
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弊社担当者のご紹介
田中 晴基(介護施設スペシャリスト)

入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。
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