スポーツ庁が発表した2017年度の体力・運動能力調査の結果、働き盛りの世代は体力の低下が認められますが、子供と高齢者の体力が向上していることが分かりました。特に65歳以上の高齢者は健康志向の高まりなどから得点化した調査結果の伸び率も高くなっています。この結果の背景にはどのようなことがあるのでしょうか?

[ad#adsense]

体力・運動能力調査の結果

前回の東京オリンピックが開催した1964年度から行われていて、2017年5~10月、無作為に抽出された6~79歳の男女約65000人に対して、握力、反復横跳びなど最大9項目の結果を得点化したものです。6~19歳ではおおむね向上傾向にありますが、仕事や育児で忙しく、運動する時間が取りにくい働き盛りの30~40代は運動機能の低下や停滞傾向にあります。その一方で、70歳以上では男女とも過去最高を記録しました。

高齢者の運動能力向上

これまで高齢者はあまり運動しない傾向にありました。しかし、健康志向の高まり、体力づくりの意識から運動を行う機会を増やす努力をするようになったことが、高齢者の運動機能向上につながっているのです。その背景には、60歳以上の悩みの第1位が自分の健康ということから、運動や食事に気をつけるようになったことが大きな変化だと思われます。また、女性に限定すれば、もの忘れ、筋力の低下を感じている人が多くなっています。そのため、定期的に運動することを意識しているようです。

[ad#adsense]

健康のための体力づくり

健康意識の高まりから、70歳以上の人で毎日、体重測定や血圧測定、運動をしていると答えた人が3割近くいました。運動だけについては、約7割が毎日もしくは週4日以上ウォーキングなの運動を定期的に行っていたのです。そのことにより、筋力アップにつながり、運動機能向上の調査結果となっているようです。また、健康維持増進のための高齢者向け運動教室も多く開催しており、その参加者も増大しています。高齢者の健康維持、筋力アップ、転倒などでのケガの予防についての意識は高まりつつあると考えられます。

まとめ

年齢を重ねるごとに不安になってくるのが、自分の健康です。定年を迎え、余暇の時間が増えてくると、健康で長生きできるために、さまざまな取り組みを行っています。健康であるために、食事の工夫とともに運動をすることで体力づくりに取り組んでいる人は多くなっています。その結果が今回の調査結果につながっているようです。

[ad#adsense]