
早歩きの効果が期待できる!夕方の早歩き、試してみては?
投稿日 2017/08/14
最終更新日 2017/08/12
これは群馬県の中之条町に住む人々を対象にした研究で判明したことです。
この地域の方々を対象とする研究では他にも病気の予防や健康維持のための方法を判明しています。
また今回発表された研究結果では今までの「歩くことは健康に良い」としていた常識を覆す形になっています。
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早歩きは夕方にすると効果が出る
特に今までは歩数が多いほどいい、運動は激しいほどいい、という考えがありましたが、その常識を覆すものでした。
また1日1万歩が健康の秘訣と言われていましたが、これも覆す形になりました。
では効果的な方法とはどのようなことなのでしょうか。
それは歩行の質に注目をしたもので、1日8000歩+中強度の運動20分というものになります。
この運動を夕方にすると健康維持の効果を得られるのです。
早歩きができない場合には筋力を向上させるトレーニングが必要になるとされていますが、そうでなければ特別な筋トレは必要ではないと研究者は述べています。
なぜ夕方にするのがいいのか
この運動を夕方にする理由は一体なんなのでしょうか?
人間は体温が下がると免疫力が低下して、病気に罹りやすい状態になります。
しかし体温が1度上がることで免疫力は60%上昇するとされています。
人間の体温は基本的に起床時が最も低く、昼にかけて上昇し、夕方にピークに達します。
その後就寝する時間に向かって低くなります。
そのため夕方に早歩きをすることで体温が上がるため、就寝時の体温も高いまま維持できます。
そうすると平均体温も上昇するため、免疫力の向上や健康の維持につながると考えられています。
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まとめ
群馬県の中之条町の住民を対象にしている研究では他にもいろいろなことが判明しています。
今回ご紹介した夕方の早歩きの他、高齢者に必要とされていた筋トレも早歩きができない高齢者を対象として行えばよいということだけでも実際にやってみたいと思いませんか?
今までは1万歩歩くのが健康の秘訣とされていましたが、実際は8000歩でその歩行の質を上げていくことを意識していけば健康を維持できるとされています。
2000歩も少なくて良いということは目から鱗ではないでしょうか?
しかしきちんと効果のある歩行をすることを意識していくことが求められます。
ただ歩くだけでは効果がないため、しっかりと下肢の筋力を付けて効果のある歩行をしていきましょう。
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弊社担当者のご紹介
田中 晴基(介護施設スペシャリスト)

入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。
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