
言語聴覚士の仕事内容とは?介護現場でも大きく活躍!
投稿日 2017/02/26
最終更新日 2017/02/25
今、介護の現場でも活躍している言語聴覚士は言葉によるコミュニケーションのリハビリの他、食べ物などの飲み込みが困難になってしまった方のリハビリも行っています。
このように幅広いリハビリを担当しているのが言語聴覚士なのです。
言語聴覚士の仕事内容から、「話す」「聞く」「食べる」のスペシャリストとして位置づけとなっており、医師や看護師などと連携しています。
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言語聴覚士とは?
言語聴覚士はその仕事内容から「話す」「聞く」「食べる」のスペシャリストとしての位置づけとなっています。
医師や看護師などの医療スタッフと連携しながら対象となる方のリハビリを進めています。
そして言語聴覚士の対象となる障害は多岐に渡ります。
うまく話すことができない、話が理解できないなどの言語障害、生態を失って声が出ないなどの音声障害、上手に飲み込めないなどの嚥下障害になります。
これらの障害に対するリハビリはもちろん、相談や助言を行っています。
併せて医師などと連携しながら嚥下訓練などを行っています。
介護の現場でも必要な人材
言語聴覚士のほとんどは病院で働いています。
しかし脳梗塞などにより失語症や嚥下障害などを持ちながら在宅へ退院する方も多くなっている現状、在宅や介護施設などでも言語聴覚士の力の必要性が高まっています。
特に失語症の障害を抱えている方は声を出すことができるのに言いたいことが言えない状態です。
自分の思いが伝わらないことはとても苦痛です。
間違った情報のまま話が進んでしまうと生活に影響も出てしまいます。
そうした失語症の方、飲み込みが悪くなってしまい口から食べるのが難しくなってしまった方への正しい対応を介護者へ指導するということが大切になってきます。
この仕事ができるのが言語聴覚士なのです。
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まとめ
失語症の方がなかなか思いを伝えられずにイライラしてしまい、介護者につらく当たってしまうこと、食べることが大好きだったのに嚥下障害により食べられなくなってしまった方、介護の現場にはとても多くいらっしゃいます。
そうした方はもちろん、そうでない方に対して生活の質(QOL)を向上させることが介護職にとって必要な役割です。
その時に言語聴覚士のような存在が近くにいたらとても力強いですよね。
これからますますの高齢化社会になり、在宅介護をする、施設での介護を必要とする陽介護者も多くなるでしょう。
そうした時に専門的な知識を介護者が持つためにももっと言語聴覚士が多くなってくれるとありがたいです。
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弊社担当者のご紹介
田中 晴基(介護施設スペシャリスト)

入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。
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