高齢者になると足腰の筋力が低下する、体力が低下するなどの理由から外出する機会がめっきりと減ってしまいます。

また、今までの生活の中で配偶者の死などの喪失体験も外出から遠ざかる原因の一つになります。


外出をしないでいると足腰の筋力や体力は更に低下し日常生活に介助が必要になってしまいます。
その他にも外出するということは心と体に大きな効果をもたらすのです。

高齢者はなぜ外出しなくなるのか

外出に効果あり?高齢者の外出の機会を増やそう!についてのイラスト
人間は加齢に伴い自然と体力や筋力が低下します。

そのため何かするにも若かりし頃よりも体力を消耗するとともに疲労を感じやすくなります。

また立ち上がる時や歩行する時などにもうまく足が動かないなどの理由でつまずく、転倒するなどの経験が多くなります。


その他、社会との関わりが希薄になり外出する目的が見つけられないため、外出に対して消極的になってしまうのです。

外出しないと起こること

家の中で洗濯などの日常生活に関わる家事を行っていればまだ足腰の筋力は維持できるでしょう。
しかし家族と同居していて何もすることがない高齢者や特に日常生活に介助が必要な人は一日中ボーっとしていることが多いでしょう。

そうなると足腰の筋力の低下はもちろん認知機能の低下にもつながり、さらなる介護状態を生み出してしまうのです。


また地域との関わりも希薄になってしまうため孤立してしまう可能性もあります。
孤立してしまうと何かあった時に支援が遅くなってしまいます。


外出しないだけで様々な弊害が生まれてしまうのです。

外出を促すためには

高齢者の外出を促すにはどうしたらいいのでしょうか。
高齢者にとって外出する目的を持ってもらえるような支援を行うことが効果的だと言えるでしょう。


ある地域では福祉センターの浴場を改装し、高齢者が入浴しやすいようにしました。
家の構造上自宅での入浴が難しい高齢者に対して無料で利用できるシステムです。

このようなシステムがあればきれいなお風呂にゆっくりと入りたいといった思いから外出のきっかけになると考えられます。


他にも高齢者センターのようなところではデイサービスの対象ではないような高齢者を対象にし、カラオケを提供する、浴室を開放するなどのサービスを行っているところもあります。
そうすると普段一人暮らしの高齢者が集まってきて、朝から夕方まで楽しく過ごすことができるのです。
 

まとめ

高齢者の外出の目的は様々あるでしょう。
若い世代の方であれば何気なく行っている外出ですが、高齢者にとっては運動機能の向上や認知症予防など、大きな効果をもたらすのです。

ただ散歩に出かけるということだけではなく、人と接する機会を設けることができれば、その効果はより一層大きくなると言えるでしょう。

高齢者のニーズを把握し外出につなげられるように支援をしていくべきです。



2016年7月25日 12:00