
外国人介護職員の確保は破綻に繋がる!?深刻な介護人材不足の先
投稿日 2018/11/02
最終更新日 2018/10/29
そのため、介護をする若者の代わりに外国人留学生を受け入れ、介護職員の確保につなげようとしているのです。しかし、外国人留学生の精神的な面でフォローができていない現状が、受け入れの精度を破綻させてしまう可能性を潜ませています。
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2025年介護職員不足の問題
介護職員が足りない理由としては、過酷な労働環境、安い賃金などが挙げられ、国家資格である介護福祉士の資格を取得したとしてもすぐに辞めてしまう現象が起きています。ネガティブな業界のイメージ、さらに少子化の影響から福祉系大学や専門学校などを志す学生の数も年々減っているのが実状です。
外国人を使った介護職員確保のための政策
これにより、外国人実習生は、最長で5年間は日本で働けるようになり、さらに介護職員として3年以上、日本で働き、介護福祉士の資格を取得すれば、その外国人実習生は無期限で日本で働けます。
しかし、この制度には様々な問題を抱えているのも忘れてはいけません。日本で働くことは外国人実習生には、一筋縄にはいかないのです。
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外国人実習生と高齢者とのコミュニケーション
介護現場では高齢者の方との心の通ったコミュニケーションが必要で、外国人実習生はそれなりの日本語能力が求められているのです。来日する前は、基本的な日本語が理解できるレベル、1年後には日常会話がある程度理解できるレベルが求められています。そのレベルに達さないと帰国させられるので、日本側が求める日本語に対する語学力の緩和を望む声も挙がっています。
まとめ
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弊社担当者のご紹介
田中 晴基(介護施設スペシャリスト)

入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。
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