超高齢化社会に突入した日本において、高齢者の認知症はとても大きな問題です。増加の一途を辿る認知症患者の数は、予備軍を含めると現在4人に1人になるといわれています。認知症は本人だけでなく、ご家族をはじめとした周囲の人間にも、身体的、精神的、経済的な負担がかかります。

現代の医学では完治が難しいといわれている認知症は、「なってから対処する」のではなく、「ならないように予防する」ことが大切です。
認知症の完全な予防方法は未だ確立されていないものの、研究が進んだ結果、徐々に効果的と思われる方法が解明されてきました。

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認知症の原因は?

認知症とは、認識や記憶、判断といった能力が障害を受け、社会生活に支障をきたしている状態のことで病名ではありません。

認知症を引き起こす原因は複数ありますが、日本では認知症の原因の実に6割以上がアルツハイマー病とされています。
最近の研究の結果、アルツハイマー型認知症は、抗酸化物質の不足や脂肪の摂りすぎやミネラル不足など、日頃の食生活が大きく影響していることが判明しました。
つまり、食生活を改善することが、高い確率で認知症の予防につながる可能性があるのです。

アルツハイマーを予防する食事法

2015年に、アメリカのラッシュ大学医療センターの研究として、アルツハイマー病を予防する“マインド食”という食事法が発表されました。

方法としては、10種類の良い食品を積極的にとり、5種類の悪い食品を避けるというシンプルなものです。普段からバランスの良い食事を心がけている人には、取り組みやすい食事法といえるでしょう。
9項目以上が達成できた人は、5項目以下だった人たちに比べ、アルツハイマー病の発症率が53%も低いという結果が出ました。

以下に、アルツハイマー病の予防に効果的な食材と控えたほうがよい食材、その頻度を紹介します。

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予防に効果的な食材

・オリーブオイル(優先して使う)
・魚(なるべく多く)
・鶏肉(週2回以上)
・豆類(週3回以上)
・全粒穀物(1日に3回以上)
・緑黄色野菜(週6日以上)
・その他の野菜(1日1回以上)
・ナッツ類(週5回以上)
・ベリー類(週2回以上)
・ワイン(1日グラス1杯まで)

控えた方よい食材

・ファストフード(週1回以下)
・チーズ(週1回以下)
・バター(なるべく少なく)
・お菓子(週5回以下)
・赤身の肉(週4回以下)

認知症を予防するには

認知症の予防には、食事のほか、睡眠、有酸素運動、コミュニケーション、知的活動が有効とされおり、どれも脳の神経細胞の活性化させることで予防を試みています。

食事においては良し悪しが混在しており、食事の内容次第で予防になるか症状を進行させるか、真逆の効果につながってしまいます。しかし、食品の良し悪しを踏まえた上で、大切なのは摂取する食材全体のバランスです。
認知症予防のために、何よりも健康のために、日頃からバランスの良い食生活を心掛けてはいかがでしょうか。

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