
介護現場に男性職員増加。同性や異性の壁が。
投稿日 2018/02/08
最終更新日 2018/02/03
男性の介助をする時や力仕事をする時にはとても頼りになるのですが、一方で女性に対する介護には壁があります。
しかし介護の現場での業務分担をすると男性職員も女性職員もどちらも活躍できるようになり、業務の負担がどちらかに偏ることがありません。
介護職員の不足は慢性化しており、男女でわけ隔てるような仕事にせず、誰でも活躍できる環境にすることが求められます。
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男性の介護職員が増加している
介護職員の不足が社会的にも問題になっています。
一方で男性の介護職員が増加していることが分かりました。
男性は女性と比較して力があるため、利用者さんの移乗時など力がいる場面でとてもありがたい存在です。
また男性の利用者の中には女性職員から介護を受けたくないと思っているケースもあり、そうした時に男性が関わるとすんなりと進めることができます。
こうしたことから介護現場で男性職員がいるのはとてもありがたいことであり、女性職員も助かると言えます。
男性職員のつらさもある
一方で男性職員だからこそ嫌な思いをすることも多々あります。
これは女性職員だからないというわけではありませんが、女性よりも男性が嫌な思いをすることが多いのが現状です。
例えば女性利用者から介助を拒否されることは多いです。
これは羞恥心も背景になるため。
どうすることもできません。
基本的に同性介助をするのが原則なのですが、そうもいかない場面も出てきますよね。
また男性介護職員がそもそも少ないというのもつらいところです。
女性ばかりの環境に男性がいるのはつらいですよね。
他にも悩みを抱えているとは思いますが、やはり男性も女性もどちらでも介護の仕事を楽しめるような環境を作り上げることが現場の課題になります。
直接的な介助(排泄や入浴)は同性介助で、その他レクなどは男性職員が盛り上げるなど役割分担をしっかりとすることでお互いに活躍できると言えます。
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まとめ
介護職員だけではなく、看護師も女性が多い業種です。
そのため男性がいづらさを感じてしまい、退職をするということもあるでしょう。
しかしどの仕事も男女関係なく一緒に協力していくことでチーム力がアップします。
また性別だけでなく、年齢も同じように考えることができます。
介護職が不足している今だからこそ、誰でも利用者さんと一緒に楽しく過ごすことができるような環境を作っていきましょう。
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弊社担当者のご紹介
田中 晴基(介護施設スペシャリスト)

入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。
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