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高齢者に増加している大動脈弁狭窄症、その原因と症状はどんなもの?

高齢者に増加している大動脈弁狭窄症、その原因と症状はどんなもの?についてのイラスト

最終更新日2016年10月31日15:50

大動脈弁狭窄症は左心室の出口にある弁の開放が制限されることが原因で起こる狭心症や意識消失などの症状が出る病気です。
始めは無症状であることが多いのですが、進行するにつれて狭心症や意識消失、心不全症状を起こすそうです。



これらの症状が発症してからは進行が早く、数年以内に命を落とすこともある怖い病気です。

大動脈弁狭窄症とは

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大動脈弁が狭窄するために起こる大動脈弁狭窄症。

大動脈弁が狭窄するということで左心室から全身に向かっての血液の流れが少なくなります。

そして左心室の中で血液がうっ血することで左心室の内部の圧が高くなります。

結果、左心室壁が厚くなってしまうことで心臓自体の動きが悪くなり動悸や息切れ、呼吸困難のような心不全症状が出てしまうのです。


大動脈弁狭窄症は加齢に伴う動脈硬化による大動脈弁とその周囲の石灰化などで起こる動脈硬化性大動脈弁狭窄症が多いとされています。

この動脈硬化性大動脈弁狭窄症は老人性動脈弁狭窄症とも呼ばれます。

大動脈弁狭窄症の治療は?

初期には自覚症状がない大動脈弁狭窄症ですが、症状が出た時には進行しているためすぐに手術が必要とされています。

この手術は狭窄している大動脈弁を人工弁に置換する人工弁置換術が行われます。


また動脈硬化が原因の場合には冠動脈と呼ばれる太い動脈にも狭窄があることが多いため心臓カテーテル検査を実施し、もし狭窄があれば冠動脈の治療も同時に行うそうです。


また高齢者や手術自体にリスクがある場合にはバルーン大動脈弁形成術を行います。

しかし予後が改善しないとされているため、リスクがある人を対象に行える足の動脈や胸壁を直接心臓に人工弁を挿入し、バルーンを膨らませて人工弁を埋め込む経カテーテル大動脈弁留置術が開発され、行われています。

このバルーンを使った治療は入院期間が1週間程度であり比較的身体への負担が少ないとされています。

そのため高齢者を始め海峡手術を受けることが難しい人に行われています。

まとめ

日本では65歳以上の高齢者の2~3%が罹患していると言われている大動脈弁狭窄症。

高齢になってから症状に気付くこともあるでしょう。
この病気は自覚症状が出てきた時には進行していることが多く、突然死の可能性もある怖い病気です。


また自然に治ることがなく、手術をしなければ治癒しないものであるものです。

早期発見により治癒する可能性が上がります。定期的に健康診断等を受け、早期発見に努めましょう。



2016年9月13日 12:00

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