
地域の介護サービス広がる!法律改正によって地域の新たな試み
投稿日 2016/07/06
最終更新日 2016/07/06
地域との交流により、より良い介護とより身近な地域を目指すための、交流がなされます。
では、どんなサービスが受けられるのでしょうか?
「地域密着型サービス」とは
これから益々増加があると思われる「認知症高齢者」や「要介護高齢者」が“住み慣れた地域での生活が継続できるように”
と改正されたサービスです。改正以前は、小規模通所介護(19人未満)については都道府県の管轄でした。それが改正により地元の自治体(市町村)の管轄に変わります。
これにより、各自治体との接点が増えより身近になります。利用者の要望などにも応えることが可能になります。条件としては、事業施設の市町村に住んでいる人が利用対象者となります。
地域密着型の狙い
まず、地域との関りをもち交流する事も必要になります。そのためには地域住民への施設の情報公開はもとより
意見交換会なども開催されます。
実際に通所されている利用者やその家族への説明会や、現状の施設のあり方についてもディスカッションされる事でしょう。
これは、公開する事で様々な問題が浮上し、沢山の人の希望と意見から改善や改革がされる事にも繋がります。
まとめ
今まで地域との交流はあまり重要視されていなかった施設も、地域と共存していかなければならなくなります。
地元のイベントへの参加や、社会奉仕への参加もどんどんされていく事でしょう。
閉ざされがちだった施設内部にも、地域という外部からの風通しがきっといい雰囲気をもたらすと期待します。
弊社担当者のご紹介
田中 晴基(介護施設スペシャリスト)

入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。
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