2012年に行われた衆議院議員選挙。
その際に某ジャーナリストのが当時の日本維新の会代表に対して「暴走老人」と発言し煽ったことを覚えていますか?


当時この番組を見ていた視聴者からは「よく言った!」という肯定的な意見が多かったようです。


この時から注目されている「暴走老人」という言葉。
些細なことでいきなり怒りを爆発させる老人を表現した言葉で2007年に作家の著書で注目されたものです。

暴走老人とは

現代高齢者を差す「暴走老人」という言葉の意味についてのイラスト
2007年に発表された「暴走老人」という書籍。
暴走老人とは些細なことでいきなり怒りを爆発させる老人のことを指しています。最近でも新幹線の中で焼身自殺を図った高齢者の事件がありました。

また肩がぶつかってイラッとして暴行するなどの事件も後を絶たないばかりか増加しているようにも感じます。


そもそもなぜ暴走老人が増えてきているのでしょうか。進む高齢化で老人が増えてきたからなのでしょうか。


今の高齢者たちは戦争を経験し、その後の復興を支えてきた世代の人達です。
しかし時代が進み、どんどんと発展していく社会の中で取り残されているような感覚があるためではと感じました。

また、若い世代になる程、核家族で過ごしてきている割合が増えるため高齢者に対する尊敬などの感情がないことも関係しているかもしれません。

昔のように敬ってもらえないのが原因?

今の高齢者は何世代もの家族が一緒に暮らし、家長と呼ばれる人に対しての敬いは当たり前でした。

しかし今はそのような何世代もが一緒に住むこと自体少なくなり、核家族化しています。
そのため、高齢者に対しての敬いの気持ちは少なくなっているのかもしれません。


暴走老人とされる高齢者はきっと自分が経験してきた中で、自分自身に対しても尊敬や敬いの気持ちを持っているのが当たり前だと感じていたにも関わらず、逆に邪魔者扱いされてしまったことからキレてしまうこともあったのではないでしょうか。


今の日本は高齢者が作り上げてきた戦後の復興がなければなかったものです。
高齢者は邪魔だとかいらない存在と感じている人も少なからずいるでしょう。

そのような感情を持つことはいいことではないです。
しかしそう思わせてしまうのも高齢者自身のふるまいなのかもしれません。

まとめ

高齢者との関わりが好きで介護の世界で働いているのもあり暴走老人という言葉は好きではありません。しかしそういう言葉が出てくるのには高齢者自身も自分たちの行動を振り返る必要があると言えるのではないでしょうか。


そして若い世代に多い高齢者に対するネガティブな感情。
この感情があるために暴走老人を生み出してしまったとも考えられます。


これからも超高齢化社会が続きます。
暴走老人という存在が少なくなり、どの世代もお互いに思いやりを持ちながら暮らせるようにしたいですよね。