
バリアフリーは自宅のリフォームだけにあらず!バスなどの交通機関でも!
投稿日 2017/02/09
最終更新日 2017/02/04
バスや鉄道などの公共交通機関でもバリアフリー化が進められています。
例えばバスのタイヤを製造販売している企業ではバスのタイヤを縁石に付けながら停車させるためにタイヤの耐久性を高める製品を開発しています。
この方式は海外ではすでに行われており、乗降口の段差を工事することなく乗降しやすくできるとされています。
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バスの乗降をより安全に
バリアフリー化を目指すバスでは、車体が従来のものよりも低い「ノンステップバス」が開発され、実用化されています。
また乗降口のある停留所をフラットにするなどのバリアフリー化を進めています。
そして新たに取り入れようとしているのが「次世代正着縁石・路肩形状」と「バリアフリー用新コンセプトタイヤ」です。
バスを縁石ギリギリまで付けて停車させることでバスの乗降口と縁石をフラットにするための道路形状が「次世代正着縁石・路肩形状」、その時のバスのタイヤの摩耗を防ぐためのタイヤの開発が「バリアフリー用新コンセプトタイヤ」になります。
これらを2020年までに開発して実用化させるように企業と公益社団法人日本交通計画協会が協同研究を行っています。
問題点はあるのか
上記のようにバスのバリアフリー化を進めていく研究をしていく中でいくつか課題も見つかっています。
1つ目は運転手の技術の向上です。
縁石に極力近付けて停車させるためにはそれなりの技術が求められます。
また近付けるときの不安も解消することが必要になってきます。
2つ目は縁石に近付けた時に接触するタイヤの耐久性の確保です。
縁石に近付けることでタイヤが縁石に接触し、摩耗してしまいます。そのため耐久性がなければパンクするなどのリスクが高くなってしまいます。
こうした問題点を解決することでバスのバリアフリー化を進めることが可能になります。
そしてバス側の車両を変更することなく、バリアフリー化を進めることができると言えます。
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まとめ
バスなどの公共交通機関におけるバリアフリー化は今後どのバス路線でも求められることです。
特に高齢化が進む地域や、子供が多くいる地域などでは必要不可欠です。
そして2020年には東京オリンピック・パラリンピックが開催され、様々な地域から観戦客が訪れます。
高齢者や障害を持っている方はもちろん、子供たちなどどのような人たちも安心・安全にバスを利用することができるようにしていくことが求められます。
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弊社担当者のご紹介
田中 晴基(介護施設スペシャリスト)

入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。
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