
アルツハイマーに夜食が関係!?夜食している人はご注意を!
投稿日 2016/01/28
最終更新日 2016/01/28
アルツハイマー型認知症とは
アルツハイマー型認知症とは認知症の中でも最も多く発症する認知症です。記憶障害や認知障害などの症状が出てきます。病気が進行していくことで、何もできなくなり、寝たきりとなって最期を迎えるといったことが起こってしまいます。比較的女性に多く発症し、増加する傾向のある認知症です。主な症状は、記憶障害です。一般的に「物忘れ」というものは、何か忘れていても指摘をされれば「忘れていた」と認識できます。しかしアルツハイマー型認知症の記憶障害では何か忘れていたの「何か」自体を忘れてしまいます。また他にも、服を着るなどの動作の手順を忘れてしまう障害や自宅がわからなくなるなどの見当識障害といった症状が見られます。そのため、徘徊につながるのです。
認知症と夜食の関係
深夜になにか食べるという生活は、記憶を司る大脳辺縁系の「海馬」に対して悪影響をもたらすことがある研究でわかりました。常習的に夜食をするということは生活のリズムが乱れていると言えます。そのため、生活習慣病にもかかりやすい状態であると言えるでしょう。生活習慣病にかかるとアルツハイマー型認知症にかかるリスクが高くなると言われています。また、アルツハイマー型認知症以外の認知症のリスクも高くなります。
最後に
現代では24時間交代の勤務が多くなってきています。代表的なものとしては、病院に勤務している人や介護施設での勤務、コンビニでの勤務などが挙げられるでしょう。不規則勤務は体に大きな影響をもたらしますが、とはいえ仕事を変えるわけには行かないですよね。そのような場合でも、自分自身が気を付けて生活をすることで適切な生活習慣で過ごすことができるのではないでしょうか。若いうちは「自分は認知症になんかならない」と思っている人でも将来はわかりません。今からでも正しい生活習慣で過ごし、認知症の予防に努めましょう。アルツハイマー型認知症の原因のアミロイドβ(ベータ)たんぱくは、何十年前から蓄積されているのです。
参考元:ライブドアニュース
弊社担当者のご紹介
田中 晴基(介護施設スペシャリスト)

入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。
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