熊本地震が発生してから約1か月半が経過しました。
まだ避難生活を送っている人がいますが、避難所の炊き出しをアレルギーのために受けられない避難者もいると言われています。




検査をして食物アレルギーがあると分かった場合、アレルゲンと呼ばれるアレルギー症状を誘発する食物を避けなければなりません。
アレルゲンは少しでも口に入れた場合にアナフィラキシーショックを起こすこともあり、危険です。

そのため、避難生活の中でもアレルゲンを除去した食品での対応が必要になりますが、まだ対応は不十分です。

アレルギーとは?

あなたは大丈夫?アレルギーは大人になってからでも発症しますについてのイラスト

アレルギーとはそもそもどのようなことを指すのでしょうか。人間には身体の中に免疫と言うシステムが備わっています。

この免疫が身体の外から侵入してきた病原菌などを攻撃し排除するシステムです。


しかしその

免疫が働き過ぎると病原菌などの害がない物質にも攻撃してしまいます。
それがアレルギーになります。
もともと食品や花粉は身体の中に入っても害がない物質なのですが、免疫が勘違いをして攻撃をしてしまった結果、食物アレルギーや花粉症などとして表れてくるのです。


また大人になってからもアレルギーは発症します。
しかも今まで食べていても何ともなかったものに対して急に症状が出ると言うこともあり注意が必要です。

また一度アレルギーになった場合にはその食物を含んでいるもの全般でアレルギーを引き起こすこともあります。

アレルギーのある人への食事

避難生活をしていると食物アレルギーなどに配慮した食事が出ることはほぼないでしょう。
そうすると自分で備蓄していたアレルギー対応食品が底を尽いた場合に食べるものがなくなります。

また、炊き出しで一見アレルゲンが使われてないようなものだから大丈夫だろうと食べてしまうことも考えられます。
そうするとアナフィラキシーショックを起こすことも予測されます。


こうした面から避難所ではアレルギー対応の食品の備蓄も求められます。
全国の避難所に対して行われた調査では

約2割しか備蓄していないとの結果
も出ています。
各自治体を中心に備蓄を行ってもらうような働きかけが必要と考えます。


そして乳児のミルクに関してもアレルギー対応のものの備蓄をしておくべきです。
震災直後は手に入りにくく、ストレスで母乳も出なくなります。
そうした時に母子ともに困らないようにして欲しいと思います。

まとめ

大人になってからも起こることもある食物アレルギー。
大人になってから起こりやすいものは甲殻類や果物が多いそうです。

もしそれらを食べてかゆい、のどがイガイガするといった見逃しがちな症状もアレルギーの可能性がありますので一度検査をしてみましょう。


そしてもしアレルギーがある場合には食物の備蓄をする際にアレルゲンなしのものを1週間程度分は準備しておくことをお勧めします。