琴浦町と鳥取市が高齢者向けに開発した「介護予防体操」が加齢に伴う運動能力や認知機能の低下を抑える可能性があることがわかりました。
週に1回ずつ2年間「介護予防体操」を行ったグループと全く体操を行わなかったグループの体力年齢の変動を比較したところ、体操を行ったグループは体力年齢が2年前とほぼ同じだったのに対して体操を行わなかったグループでは大幅な体力の低下が見られたというのだ。

適度な運動が認知症や介護を予防する!?

今回のレポートだけでなく、様々な研究でも高齢者の運動の頻度や生活習慣と「介護」に関連があることは報告されていた。例えば若い頃から適度な運動を行っている高齢者は認知症になりにくい…だとか、外出頻度の高い高齢者は健康寿命が長い…とかいうものだ。

現に高齢化が進み、要介護認定を受ける高齢者は年々増加している状態ですから、高齢者の健康寿命が高まることは国にとっても社会にとっても高齢者にとっても良いことだ。厚生労働省によると2017年の高齢者の体力は過去最高になっており、介護の人材不足や老老介護などの介護問題といった暗いニュースが多い世の中においてはこれは明るいニュースだ。

厚生労働省も『これからの介護予防』という資料を発表しており、様々な自治体の介護予防事例をまとめている。これについてはまた別の記事にて触れていきたいと思う。いずれにせよ、適度な運動は早い段階から行うことで認知症予防や介護予防につながるのだ。

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適度な運動って何をしたらいいの?

――さて、この記事を読んでいただいている読者諸君も「毎回毎回適度な運動って言うけど、何をしたらいいの?」と思われているかもしれない。確かに、日頃から運動習慣がない人が運動を始めるのには色々な覚悟が必要になりますよね。筆者としても、偉そうなことをいっているが運動が得意なほうではないですし、会社に出ては仕事、家に帰っても仕事、土日も仕事…という生活を送っているため、やや運動不足になりがちだ。

――ということで、今回は簡単にできる運動をまとめてみたので、読者諸君も是非参考にしていただきたい。

階段を利用する

いきなり、「運動」と呼べるものではないのだが、こういった小さなルール決めはとても大事なことだ。まずは2階~3階くらいなら階段を利用するようにしてみよう。

独り身でアパート暮らしの筆者などは、3階の自宅まで階段で上がっている。まぁ、エレベーターがないからなんですが…。

この他にも、スーパーやショッピングモールに外出する時にも、エスカレーターやエレベーターを使わずに階段で移動するように心がけてみよう。こういった時に大事なことは「絶対に階段を使う」というルール決めだ。「エスカレーターに爆薬が仕掛けれているから階段を利用するしか方法はない」くらいに考えておくと幾分か気が楽になるだろう。

買い物カートを利用しない

スーパーに行くと、便利なカードがある。これを利用せずに手持ちの買い物かごを利用するだけで体力維持につながるというのだ。――もちろん、お米を買う時にも買い物かごを使えというスパルタなことを言っているのではなく、なるべく買い物かごを利用することが大事だ。

世の中はどんどん便利なものが生み出されていくが、それに依存しすぎてしまうことは良くないことだ。あえてアナログな選択をするだけでも体力が維持されるのだから、「何事も心がけ次第」ということですね。

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徒歩を心がける

皆さんは電車やバスは日頃から利用されるだろうか。交通機関も発達していって、「シニアパス」みたいなものが利用できたりもするが、できるだけ徒歩を心がけることは非常に重要なことだ。

例えば、自宅最寄りの一駅前で下車してそこから歩いて自宅に向かうだけでもだいぶ運動になる。さらに歩くことはストレス発散にも繋がるから、心身ともに健康を保つために徒歩を心がけることは非常に有効な手段だ。

筆者は23区内に住んでいるが、職場までの2駅くらいの距離を徒歩で通勤している。また、休日も仕事をするために1駅ちょっと離れた街のカフェまで徒歩で向かうようにしている。また、筆者の祖父は毎週好物のトンカツを食べに行くために徒歩で店まで向かっている。

もちろん、地方に行くと一駅の距離が離れているため、無理をしすぎることは禁物だがルールを決めてできるだけ徒歩を心がけることができるのではないだろうか。

ベッドを使わない

ベッドではなく布団を利用することも健康を保つために良い方法だ。布団は朝起きたタイミングで起き上がらなければならないため、これだけでも運動になる。

また、ベッドはいつでも横になれる一方で布団は敷かなければ横になれない。すぐに横になってしまうことは運動不足にも繋がるため、できるだけ布団を利用するほうが健康的になれるのだ。

まとめ

さて、日頃から運動を行うために簡単な方法をご紹介してきたが、いかがだったでしょうか?「これくらいなら実践できそう」と思っていただけたのであれば、是非とも実践してみて欲しい。

人は第一歩を踏み出すまでに時間がかかってしまう。第一歩を踏み出しさえすれば、後は自然と運動の習慣がついてくるはずだ。

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