
適度な運動が加齢に伴う体力低下を予防する!?適度な運動って何をすればいいの?
週に1回ずつ2年間「介護予防体操」を行ったグループと全く体操を行わなかったグループの体力年齢の変動を比較したところ、体操を行ったグループは体力年齢が2年前とほぼ同じだったのに対して体操を行わなかったグループでは大幅な体力の低下が見られたというのだ。
適度な運動が認知症や介護を予防する!?
現に高齢化が進み、要介護認定を受ける高齢者は年々増加している状態ですから、高齢者の健康寿命が高まることは国にとっても社会にとっても高齢者にとっても良いことだ。厚生労働省によると2017年の高齢者の体力は過去最高になっており、介護の人材不足や老老介護などの介護問題といった暗いニュースが多い世の中においてはこれは明るいニュースだ。
厚生労働省も『これからの介護予防』という資料を発表しており、様々な自治体の介護予防事例をまとめている。これについてはまた別の記事にて触れていきたいと思う。いずれにせよ、適度な運動は早い段階から行うことで認知症予防や介護予防につながるのだ。
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適度な運動って何をしたらいいの?
――ということで、今回は簡単にできる運動をまとめてみたので、読者諸君も是非参考にしていただきたい。
階段を利用する
独り身でアパート暮らしの筆者などは、3階の自宅まで階段で上がっている。まぁ、エレベーターがないからなんですが…。
この他にも、スーパーやショッピングモールに外出する時にも、エスカレーターやエレベーターを使わずに階段で移動するように心がけてみよう。こういった時に大事なことは「絶対に階段を使う」というルール決めだ。「エスカレーターに爆薬が仕掛けれているから階段を利用するしか方法はない」くらいに考えておくと幾分か気が楽になるだろう。
買い物カートを利用しない
世の中はどんどん便利なものが生み出されていくが、それに依存しすぎてしまうことは良くないことだ。あえてアナログな選択をするだけでも体力が維持されるのだから、「何事も心がけ次第」ということですね。
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徒歩を心がける
例えば、自宅最寄りの一駅前で下車してそこから歩いて自宅に向かうだけでもだいぶ運動になる。さらに歩くことはストレス発散にも繋がるから、心身ともに健康を保つために徒歩を心がけることは非常に有効な手段だ。
筆者は23区内に住んでいるが、職場までの2駅くらいの距離を徒歩で通勤している。また、休日も仕事をするために1駅ちょっと離れた街のカフェまで徒歩で向かうようにしている。また、筆者の祖父は毎週好物のトンカツを食べに行くために徒歩で店まで向かっている。
もちろん、地方に行くと一駅の距離が離れているため、無理をしすぎることは禁物だがルールを決めてできるだけ徒歩を心がけることができるのではないだろうか。
ベッドを使わない
また、ベッドはいつでも横になれる一方で布団は敷かなければ横になれない。すぐに横になってしまうことは運動不足にも繋がるため、できるだけ布団を利用するほうが健康的になれるのだ。
まとめ
人は第一歩を踏み出すまでに時間がかかってしまう。第一歩を踏み出しさえすれば、後は自然と運動の習慣がついてくるはずだ。
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