
寒い冬の入浴中の事故、ヒートショックに気をつけよう
投稿日 2018/01/02
最終更新日 2017/12/23
ヒートショックとは寒いところから暖かいところまたはその逆の時に血圧の上昇や下降が急激に起こり体に負担がかかってしまうことです。
中には心筋梗塞や脳梗塞を起こしてしまうこともあり、この時期注意しなければならないものとなっています。
特に高齢者や糖尿病や高血圧の持病がある方は血管がもろくなっていることもあり、リスクが高くなります。
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ヒートショックとは何か
ヒートショックとはこの寒い冬の時期に注意しなければならないものです。
特に入浴時はこのヒートショックが起こりやすいため注意する必要があります。
例えば寒い脱衣場で服を脱いでいると体が冷えます。
そして冷えた体を温めるために湯船にすぐに入ります。
そうすると寒い状態で全身の血管が収縮しているところに熱い湯船で血管が拡張してしまうことになります。
血管が収縮している時には血圧が上昇しており、体が温まり血行が良くなると血圧が下がりますので、結果血圧の値が急激に変化することになり、体への負担はとても大きいものになります。
ヒートショックを予防する入浴方法とは
ではヒートショックを予防するための入浴方法はどのようなものなのでしょうか。
ヒートショックを予防するには脱衣場や廊下を温めておくことです。
また気温の寒暖差が激しいとヒートショックを起こしてしまうので、浴室も温めておきましょう。
浴室はシャワーを出しておく、湯船のふたを開けておく、換気扇を止めておくなどで温めることができますのでぜひ試してみて下さい。
またお湯の温度にも気を付けましょう。42℃以上のお湯に入ると危険ですので、41℃以下になるように設定してください。
お湯に入る時にはシャワーやかけ湯で体を温めてからにするとヒートショックを予防することができます。
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まとめ
ヒートショックに関してはある相撲部屋の親方が倒れた原因として挙げられていたので耳にしたことがあるかと思います。
「自分は大丈夫」と思っていても体が付いていかずにヒートショックを起こしてしまうリスクもありますので、注意が必要です。
また入浴している最中にヒートショックを起こしてしまうと浴槽内で転倒し、溺死する可能性もありますので注意しなければなりません。
これからの時期特にヒートショックのリスクが高まります。
しっかりと予防策を取り、トラブルがない生活をしていきましょう。
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弊社担当者のご紹介
田中 晴基(介護施設スペシャリスト)

入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。
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